最近はビジネスの現場でもPCは一人一台の時代になりました。
各PCに各々必要なデータ。しかし、PCも消耗品。経年劣化やまれに突然データが壊れて開かなくなることもあります。
当パソポートでもデータの復旧は行えますがこれは論理的な障害に限ります。
ハードディスクが通電しない(音がしまい)、ものすごい大きな異音がするなどといった場合、物理障害になり、これは
データ復旧専門会社ではないと救出できません。
論理障害であればパソポートでは平均20,000円前後です。
物理障害になるとこのような金額が掛かります。これでもうちが提携している専門会社さんで良心的な方で中には
足元をみてか2倍3倍もする所もあります。
参考までに2007年の記事ですが。正直、値段はあってないようなものと言わざるをえません。
http://gigazine.net/news/20070328_hdd_repair_01/
そこで当パソポートが推奨しているのが下記のような仕組みです。
NAS(日本ではナスと呼ばれています)を導入します。
NASとはネットワークに接続して使えるハードディスク(以下、HDDと省略)のことを言います。
このように組むことで各PCからNASの中を見に行けます。
このNASと各PCにバックアップ用のフリーソフトを入れることで自動的にPCの中のデータをバックアップします。
バックアップの周期は、
・PC起動→ログイン後すぐに実行
・平日何時に実行
・何時間置きに実行 など選べます。
毎日PCは決まった時間に付けていない場合はログイン後すぐに実行、
毎日付けているのであればあまり触らない昼休みなどに実行する設定をします。
また、NAS自体も機械なので突然故障することも考えられます。
そこで下記のようにNASの中身全体をUSB接続の外付けハードディスクに毎日一回自動でバックアップを
取る設定も行います。
またバックアップ方法は世代管理も設定できます。
例えば、このような中身のエクセルファイルがあったとします。
仮にファイル名をabcde.xls とします。
誤って下記画像のように中身を書き換えて上書き保存してしまいました(@@;)
上書き保存してしまうと元のデータが完全に書き換わってしまうので以前の状態に復旧はできません!
そういったときも世代管理でバックアップしていれば編集前のバックアップが世代管理フォルダにバックアップされているので
そこを開けば何日か前のabcde.xlsファイルがありますので万が一の時でも安心です。
世代は何日前までも可能ですがあまり大きい日数にするとディスクの容量をいっぱい喰ってしまうので5日くらいがちょうどいいかと思います。
■一般的な使い方は各PCからデータを読み書きする!というものです。
このようにフォルダに制限をかけることも可能です。
※但し、親ディレクトリを開いた先のサブディレクトリ内には制限は掛けられません。
それとオフィスファイル(エクセルやワードファイル)は基本的に同時に開くことはできません。
また、エクセルなどで他のファイルを参照するような計算式を含んでいる場合はそのままでは正しく動作しません。
■応用
離れた拠点間でもデータの共有ができます。
通常、VPN接続(説明は割愛します)をすればあたかも1拠点にいるかのようにデータの共有が可能ですが
設定は少々敷居が高くなります。
また、ほとんどのNASはデータは読み書きできますがブラウザベース(インターネットエクスプローラを開き、
指定のアドレスを開きユーザー名パスワードを入れてログイン。ブラウザから必要な場所を開いてダウンロード・・・)
なので複数のファイルをいじる場合、とても面倒です。
■NASの選定
当方が選定したのはNetgear社のものです。
これは設定さえすれは同じネットワーク内にいるかのように使えるのでエクスプローラからデータを読み書きできます。
画面左下、タスクトレー内ReadyNasのアイコンをダブルクリックで
エクスプローラが開き、NASの名称のフォルダが表示されます。それをダブルクリックすると
NASの中が開けます。
■さらに応用
NASにインストールできるアプリがいくつかあります。
その中のBittorrent sync これはひじょうに便利です。
例えばPC-FAX。
PC-FAX対応の複合機など設定すれば受信先に決めたPC内に自動でFAXデータが入ります。
その入ってきたFAXデータをNAS内の例えばFAXフォルダに自動でFAXデータを同期させる事ができます。
■最後に設定費用です。
当方ではざっくりこのような価格でやらせていただいています。
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●機器代
NASケース本体 16,000円
NAS用ハードディスク WD社製 耐久性が高いREDシリーズ 1TB9,000円 2TBは11,000円
※NASケース用と外付けハードディスク用に2個必要
内蔵FAN付きUSB3.0接続の外付けハードディスクケース 4,000円
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合計38,000円~
NAS初期設定費用 5,000円
当日、出張バックアップ設定 1台につき2,000円
ネットワーク設定、データ共有設定と説明など 4,000円
出張費 2,000円~
※データの容量が多く、2時間以上などかかる場合は後日Teamviewerにてリモート対応します。
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総合計 51,000円~
1年保証
有料ソフトを使用する業者さんもありますが当方ではフリーソフトを使用するのでこちらの金額で収まります。
ハードディスクが故障して業者さんに頼むことに比べれば費用対効果は高いと思います。
※万が一、ハードディスクが故障した際、1年以内であれば機器代は無償です。
現地にて即復旧作業をさせていただくのでその費用は出張費と軽作業費用の2,000円の負担をお願いいたします。