こんばんは。久しぶりの更新です。
最近はWINDOWSパソコン以外にWINDOWSサーバー、Mac、タブレット、iPhoneと色々な問い合わせが増えました。
その中でiPhoneについて。
ケース1:iPhoneを使っていてパスコードを忘れてしまった場合。
パスコードとは誰かに勝手に使われないように画面ロック状態を解除するために必要な4桁の数字になります。
これはiPhone上で任意に決められ、有効か無効にするかも選べます。
何回かパスコードの入力を間違えると下記のように数分後に試して下さいと言ってきます。
それも間違えてしまうと終いには iTunesと接続してください と表示され、全くもって何も操作ができなくなります。
設定していたアラームだけはその時間に鳴ります。
そして
一度でもiTunesに接続して認証さえしていればデータは復旧可能です!
逆に、一度もiTunesに接続していない場合、最後の砦としてiCloud設定をしていれば
iCloudにバックアップした日付の状態に復旧可能です。
一度でもiTunesにつないでいるとコンピュータ上に
このようにiPhoneに付けた名前が表示されます。
開いていけばカメラで撮影した画像や動画が入ったフォルダまでたどり着け、PC上にコピーできます。
その他のデータはiPhoneのデータバックアップ用の有料ソフトを使用すれば救出可能です。
一度でもiTunesにつないだことがない場合、まずは初期化するしかありません。
初期化に関しては様々なブログなどで紹介されています。
こちらの方のブログが分かりやすいです。参考まで。
http://sbapp.net/appnews/upinfo/passlock-1575
初期化後、iCloudにバックアップがあれば途中で知らせてくれますのでiClod用のメールアドレスとパスワードを入力します。
その際、 あなたのiPhoneはiCloud上の a●●●●●@icloud.com とリンク付けされています。 といったような文章が表示されます。
よくパスワードでは入力した後に設定完了すると推測されないように入力した文字数とは違う桁数で伏せ字が表示されます。
例:パスワード 123456 を入力→設定→保存。
するとパスワードには ●●●●●●●●●●● と実際の桁数とは違う表示になります。
なので●の伏せ字は正しい桁数ではありません!
iCloudにもつないでいない場合、データは復元不可能です。
iPhoneはAppleIDの乗っ取りとかはよくありますが本体のロックに関してはとても厳しい!
Appleストアに持ちこめば解除してもらえるとなんとなく考えてしまいますが、それすらもムリです!
逆に言えばそれだけiPhoneは物理的なセキュリティーは完璧!ということですね。
お客様のiPhone5Sからのデータ復旧以来。
ひとまず持ち帰りましたが
iTunesに一度も接続しておらずパスロック制限に掛かり初期化するしかありませんでした。
iOSのバージョンもパスコードロックの脆弱性が修正されたiOS7.0.3。
初期化後、iOS7.0.4にバージョンアップ。
お客様宅でiCloudのメールアドレス、パスワードを入力。数ヶ月前にバックアップをとっていたようで
そこからデータ復旧できました。
サービスでそれまで使用していたアンドロイドフォンをPCで認識できるようにし、画像をバックアップしました。