前回から随分日が経ってしまいました。

では早速。

便利な反面、危険もあるのが世の常。
インターネットでも例外ではありません。

どのような危険があるかというと下記のようなものです。

種類 : 感染経路 
1.ウイルス : インターネット(以下、ブラウザ)、メール (その他では昔はUSBメモリやファイル共有ソフトを使用)
2.偽装サイト、なりすまし: 大手を装ったメール、ブラウザ、LINE、Skypeなどソーシャルツール
3.偽の広告ソフト : ブラウザ

1つの種類でもインフルエンザのように色々なタイプがあります。
余談ですがインフルエンザの予防注射はあまり意味がないと聞きます。
それは種類がいっぱいあるため一つの注射では防ぎきれないということです。
ただ、感染した際に高熱になりにくいそうです。

ウイルス対策ソフトにも同様の事が言えます。
有料ソフトを入れているのだから安全ということはありません。
ただ、感染した際に早めに検知、駆除してくれると思います。

 

種類の解説です。

1のウイルスについて
ウイルスも色々な種類がありました。

これはガンブラー系が2011年から2014年前半まで流行っていました。
主にインストールされているソフト、Java、AdobeのFlash Player、Adobe Reader(Javaが一番多いかもしれません)
やWindowsの脆弱性をついてブラウザ経由で開いただけで勝手に感染がありました。

 

予防するには
Windows Updateなどのアップデート案内が出た際に毎回すぐに実施すること です。

 

2.偽装サイト

最近は少なくなりました。

こういった大手を装った迷惑メールが届き、ほんとに信じてリンクをクリックしてしまうと
三菱東京UFJ銀行とそっくりな偽物のページが表示されます。
そのまま正直にIDやパスワードを入れてしまうと情報が取られてしまいます。

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その他:スクエアエニクス
参考:【重要】フィッシング詐欺サイトへ誘導するメールやメッセージにご注意ください
http://www.jp.square-enix.com/info/1308_attention.html

 

なりすまし

Facebook、Twitter、LINEが流行ってる昨今。
ID、パスワードを使いまわしたり簡単なものにしていた場合、知らない第三者に勝手にログインされて
つながりがある人に勝手に失礼極まりないメールを送信したり広告メールを送信したりします。

これには複雑なパスワードにする、定期的にパスワードを変更する が効果的です。。

 

 

3.本題 偽の広告ソフト

これが今、一番流行っています。

 

感染経路

前篇にも書きましたが、
フリーソフトのインストールでチェックを全部したままインストールした場合や
ネット上の広告をクリックして無料ソフトを入れてしまった場合が多いです。

 

広告にはこういったものがあります。
大げさに、PCを修復、PCが危険です、PCをスピードアップ など、使っている人の不安を煽ってきます。

 

PCをスピードアップ 大きくポップアップ

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左下に ウイルスが検出されました
右下には Flash Playerバージョンエラー
これらも広告です。広告はたいがい、何もしていないのにポップアップしてきます。

cap-3

 

右に上のと同様、Flash Playerエラー。

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これらを鵜呑みにしてクリック、実行してしまうと

さらに広告が表示されたり

cap-1

 

cap3

 

キャプチャ

 

 

Youtubeを開いていても右上に広告バナーの枠が表示されたり

cap2

 

PCを起動するとよくわからないソフトが勝手にスキャンを始めたり
そして

注意!エラーが検出されました の右隣にある エラーの修復をクリックすると、サイトに飛ばされ、そこで
「駆除するには有料版をこうにゅうしてください」と煽ってきます。

たちが悪いのが一度クレジットカードで購入すると大概、自動で1年更新になってしまいます。
これらは詐欺まがいなので無視して削除するのが一番です。

キャプチャ2

 

右下にアラートのポップアップ。
これも感染除去完了などを押すとウェブサイトが表示されてプロ版を購入させようとします。

sample

 

 

そのまま放っておいたら勝手に色々開くんですけどー

sample3

 

そうするとPCの動作が重くなり、何か他のことをしようとしてもなかなか立ち上がってこなくなったりします。

 

次回は これらが入ってしまった場合の対処法を書きます。