64bit版WINDOS VISTA採用の善し悪し

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近頃はパソコンも液晶テレビのようにフルHD対応、Blueray再生対応などの謳い文句が増え始めました。

去年の暮れ頃まではフルHD対応液晶といえば5万円とかしていた記憶がありましたが最近では一気に価格が暴落といっていいほど下落し、2万を切る場合もあります。

これらは目で見て明らかに画質が綺麗!!ということがわかります。

 

そしてここにきてパソコン本体購入の際にまた一つ選択肢が増えました。

 

それがタイトルの64ビット版!

 

以前にも僕の仕事で使っているノートPCに64ビット版XPを入れたことを書きましたが、いろいろなソフトを起動していても動きがおかしくなったりしないんですね。驚くほどに動作が安定しています。

無駄にいろいろ起動しています。

 

 

今まではいろいろなソフトを起動しながら例えばエクセルで資料作って保存をかけるとボーンといった音と共に、”エラーが発生しました。”と表示されちゃんと保存されないまま強制的にエクセルが終了するという惨事に見舞われたりしました。(エクセルの場合は標準で10分置きに自動保存してくれているので再度起ち上げたとき、左側メニューから復元できました)

 

長所もあれば短所もあるということでこの短所が人によってはものすごい悩みの種だったりします。

 

それは周辺機器が対応していないことが多いということです。

 

僕のパソコン周りでは2002年頃に購入したスキャナ、携帯電話のデータバックアップ用の携帯とパソコン間の通信ケーブル、ネットワークプリンタ用のプリンタポートの3点が対応していませんでした。

 

つい最近、お客様でもSONYの春モデルのデスクトップでOSはVISTA64ビットを購入されましたがお客様がしたかったビデオ(ビデオ出力機能付きチューナーなど)からパソコンへの取り込みに使うUSBビデオキャプチャ機器も64ビットに対応しておらず、いろいろな方法を考えてみましたがどれも使えず泣く泣く諦めてもらいました。

パソコン自体にもHDMI端子やビデオ、デジタル端子など標準で付いていてもいい気がしますが何も付いておらず致命的でした。

 

自分の見解ではメーカー製PCで64ビットが採用されてきましたので次のWINDOWS7が出る頃から段々と64ビット環境に移行していくのではないだろうかと思います。完全に移行するのは7の次の次くらいでしょうか。

地デジを例にすると地デジに切り替わるのが2011年ですがアナウンスは07年より前からあったような気がします。しかし地デジ対応の世帯は未だに全世帯の50%位だそうです。

 

 

まとめますと、パソコン購入する際、OSが64ビット版だったら今のところちょっと注意。

 

こんな方ならまあまあOK。しかし、“これできないじゃないか!”とゆわれても当方は責任もてません

 

・プリンタや複合機はここ1,2年の間に出たプリンタを使っている

・使うソフトはインターネットとメール、エクセル、ワードくらい

・ipodなどの携帯用音楽プレーヤーは持っていない(iTunesはVISTA64bitには対応しています。64bit版XPには対応していません)

・動かないソフトや周辺機器があっても別にパソコンを持っていてそっちで動かせば問題ないという方

 

 

こんな方なら店員さんに念入りに相談しましょう。

 

・MOドライブを使っている

・2,3年以上前のプリンタや複合機を使っている

・プリンタはエプソン、キャノン以外のメーカーを使っている

・Windows liveメッセンジャーは外せない(vista64bit版は対応しているかもしれません)

。業務で使用している(業務用ソフトの64ビット対応の有無)

・いろんな市販ソフトやフリーソフトを入れる予定

 

ちなみに当方で扱うパソコンはDELLを勧めることが多く、32ビット版を選んでいます。

64ビット版は一般的にはまだ自信をもって勧められません。

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このページは、荻井が2009年6月20日 01:49に書いたブログ記事です。

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