パソコン関連: 2010年12月アーカイブ
去年の暮れ頃から一気に加速したホームページを閲覧するだけで感染する危険があるウイルス、それがガンブラーウイルスです。
対策としてはMICROSOFT UPDATEでWINDOWSを常に最新の状態にしておくのと各種サードパーティー製のソフトのバージョンを最新にしておくことです。
ソフトのセキュリティーの欠陥いわゆる脆弱性をついて侵入し、感染します。
Adobe社のFlash Player , Adobe Reader , SUN社のJava、Apple社のiTunesに必要なQuickTimePlayerなどなど。いまはいろいろなソフトの脆弱性がターゲットになっています。
感染したときの症状は主に、偽のセキュリティーソフトのウインドウが画面に表示されます。
それはほとんどが英語表記なのですが、要約すると「ウイルスがこんなに見つかったから有料版のこの製品を買って駆除してください」といったところです。
消そうにもCtrl,Alt、Delでタスクマネージャを出そうにもこのソフトのせいですぐに閉じられてしまいます。
気になった方はこちらにわかりやすく書かれたページがありますので参考までにご一読を。
サイバークリーンセンター
https://www.ccc.go.jp/detail/web/index.html
ソフト最新かでガンブラー感染防止:サイバー護身術 記事
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20100115-OYT8T00912.htm
排紙トレイを閉じてください。
やっかいなエラーにさいなまれました。
自分で使っているCanonのiP4500です。
これは排紙トレイが降りて開いているにも関わらず、閉じていると表示され、印刷ができないという状態です。年賀状シーズンのこの時期に故障とは。
Canonの一部機種はトレイが閉じていたら印刷時に自動的にトレイが開く機能もあるのだからこの機能だけで十分なはずなのに。(もしかすると自動でトレイが開くタイプはこのようなエラーは起きないのかもしれません)
一応は名刺作成のために去年購入したMP640があるので印刷はこちらで代用していたのですがインク代が高いこともありiP4500を復活させたくいろいろネットで検索しました。
そして修理でき、印刷できるようになりました。
原因はトレイが開いたことを検知するセンサースイッチがONにならないということでした。
開閉を何回もしたことにより、内部センサーの位置がずれたためのようです。
しかし、トレイが常に開きっぱなしのため、トレイ検知という機能はいらないです。
そこで、センサーに付いている2本の導線を切断し、半田で結線しました。これで常にONの状態です。
参考にしたブログ
http://www.geocities.jp/va_nyan/4100_3.html
自分のなのでアグレシップに分解というよりはこじあけ。
黄色い線がスイッチにつながっている導線です。
導線をピンセットで手前にたぐりよせ、ニッパーで切断。皮膜をむいて半田付け。
そしてはめこみ。ニッパーやマイナスドライバでこじあけたので見た目はひどいですが分解する時間を考えたらこちらのほうが自分的に良いです。
センサー自体はちょうど電源ボタンと給紙ボタンの裏側で左側の位置にあります。
これで無事に印刷ができるようになりました。
ところでこのエラー。ネットで探しますと同様の症状を抱えている人が多いです。
Canonさんへの要望として、今後はドライバのユーティリティー設定に、 トレイ検知を無効にする などのオプションを付けてほしいです。
しかし、昨今のプリンターは安いのは歓迎なのですがだんだんと質が落ちているように感じます。それは購入者の製品レビューを見ていても顕著です。
「がたつく、音がうるさい、動かなくなった、インクの消耗が激しい」等々。
タッチセンサーなど華やかな見た目に力を入れるのではなく基本的な部分をしっかりとしたプリンターを作ってほしいものです。
そうはいっても付属ソフトのEasyWebPrintはインターネット上から地図を印刷する際に重宝してますので今後もCanon製のプリンタを買うことと思います。