失敗から得るものは大きいです。

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おととい、メインで使用しているノートPCがウイルスにかかってしまいまいたCrying

その瞬間、まさにクールポコ状態です。

“ウイルス対策ソフトを入れていても100%安全ということはない”ということを身をもって経験しました。

発端はいろいろなソフトを起動していて処理が重くなっていたときに運悪くウイルスファイルを実行してしまったんですね。

(通常は実行する前に自動的にウイルスを検知してくれます)

 

このウイルスがTrojanというもので感染すると第3者にデータやパスワードを盗み出されるます。たいしたことはないはずだったのですがウイルス対策ソフトの誤動作なのかWINDOWSの起動に必要なファイルまで “ウイルス感染” と出てしまい自動的に駆除されてしまいました。

再起動すると案の定、ちゃんと起動せず泣く泣く一から全部入れ直す羽目に。

 

何とか復旧して一件落着しました。ほっとしました。

本編終わり。

 

ここから下はマニアック記事になります。

 

この機会に前から試したかったWindowsXPのProfessional 64ビット版を入れることにしました。

通常、出荷されるパソコンは32ビット版のXPです。

(64ビット版は別途購入する必要があります。

PCショップやヤフオクが手っ取り早くてよいですね。)

 

ビット!?なんですかそれ。という方。

ゲーム機でゆうとわかりやすいかもしれません。

年代が進むにつれ、ゲーム機はどんどん進化していきました。

ファミコン 8ビット

スーファミ 16ビット

プレステ、セガ サターン 32ビット

任天堂64 64ビット

とビットが上がるとともに処理性能、描画、サウンドあらゆる面でパワーアップしてきました。

ちなみにそれ以降、単純にビットでは性能がわかりづらくなってきました。

(例えばPS3は64ビットの8コアCPUだそうです。)

 

横道にそれましたが

32ビット版XPと比較すると・・・簡潔に書きます。

一番の大きな違いは動作が安定しているというところです。

 

仕事柄、インターネットエクスプローラを20個くらい起ち上げたり(単純に閉じるのが面倒なだけかもしれませんが)、業務ソフトを4,5個たちあげると32ビット版ですとソフトが起動しなかったりいきなり強制終了したりしていました。

それが64ビット版はまったくそのようなことがなくサクサク動きます。

(メモリ4ギガ積んでいるのも大きいですが32ビット版のときは1ギガくらい利用すると2ギガ残っていてももう動作不安定でした)

メモリも2ギガ以上ちゃんと利用してくれています。

 

ただし、いくつか注意点が。

利用できないソフトもなかにはあるということです。

それと古い周辺機器は対応していない可能性があります。

僕はスキャナは7,8年前の使っていますが対応していませんでした。(EPSON GT-7600U)

 

対応難なソフトは

1.iTUNES。

ipodを使っているわけではないのですがmp3オーディオCDを焼くときに重宝しています。

(選曲順に焼くときに自動的に名前の先頭に曲番号をふってくれるから。MP3対応のオーディオプレーヤーでかけると名前の順で選曲されるため)

VISTAの64bit版は正式に対応しているのにXP64bit版は非対応とは。

古きものは見捨てられる運命なのでしょうか。

対応していないソフトはこのようなことが多いです。

 

一応、僕のノートPCにはiTUNESも入れられました。

起動したときに「itunesがちゃんとインストールされていません」といった警告がでますが一応動いてます。まだCDは焼いていませんがドライブ名は表示されていました。

 

2.WINDOWS LIVE関連 (WINDOWS LIVE メッセンジャー、WRITERなど)

これが厄介!

普通に入れようとすると対応していないとかメッセージがでてインストールが不可能でした。

今書いているブログもWINDOWS LIVE WRITERなので何とか使えるようにしたいとネットを徘徊して情報を集めました。 参考になったブログです。

なるほど!

で、LIVEソフトはオフラインで入れられないようになってるんですね。

仕方ないので別のパソコンでWINDOWS ILVEをダウンロード→実行。

メッセンジャーなどのファイルはWINDOWSフォルダのTEMPフォルダの中にできます。

できたファイルをUSBメモリにコピーしてノートPC上でそれぞれの.msiファイルを実行。

メッセンジャーもWRITERも正常に使うことができました。

(いくつかフォルダができ、そのすべてを入れないとログインができず正常に使えませんでした。)

 

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一番の欠点。

64ビットバージョンでメモリを4ギガ以上積んでいると休止状態が使えないということです!

休止状態はよく利用するのでこれは悲しい。VISTAの64ビット版にはあるのに。

BIOS上でメモリの一部をグラフィックメモリに使えれば避けられるかもしれませんがこのノートPCにはその機能がありませんでした。

 

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ソフト上の恩恵

特にないというのが正直なところです。というのも64ビットに正式に対応しているアプリケーションが少ないです。

ほとんどのソフトが32ビットモードで動いているというのが現状です。

 

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変わらなかったこと

 

ノートPCで音楽CDを焼くとなぜか自宅のCDプレーヤーでは再生できないです。

デスクトップPCで焼いたものは再生できるのに。これではCDプレーヤーは正常だけどノートPCのドライブに問題があるということですね。

ドライブ交換は前回故障したときに新品のものと交換してもらったのですがそれでもだめなのでドライブのファームウエアの最新版を探していました。

ファームウエアフォーラムでやっと見つかり、バージョン02から09にアップ!

しかし、結果は変わらず。

ノートPCはドライブの形状が微妙に違うので全く違うものと交換するのは難しいんですね。

 

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総評

マイクロソフトはVISTAで完全に64ビット環境に移行といった思惑があったようですが現実は全くといって普及していないのではないでしょうか。

次にでるWINDOWS 7(来年かと思ったら2009年7月予定!?)では64ビット版のみの提供予定だったそうですが、現状を踏まえて32ビット版も出すそうです。

 

64ビット環境の良さを知ってしまったからには7の次のOSこそ完全に64ビット環境に移行してもらいたいものです。

このブログ記事について

このページは、荻井が2009年3月21日 20:12に書いたブログ記事です。

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