販売: 2011年5月アーカイブ
気づけば5月。ゴールデンウイークです。早いもので。
震災からもうすぐ2ヶ月たちますが、行方不明の方々、避難所での生活を余儀なくされている方々、放射能被害、風評被害にと事態の収束が未だ見えないことを思うと
胸が締め付けられます。
先日、友人の大工さんがボランティアで現場へ行ってきたそうですが想像以上にひどいとのことでした。風景だったり悪臭だったり。
それでも自分にできることをやるしかないとのことでそんな友人を誇らしく思いました。
今できることは募金と節電くらい微力ですが長いスタンスでやっていきたいと思います。
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PCの話題を書きます。
今年1月にインテルが発売したCPU(人間でいう頭脳)、第2世代のCore iシリーズ。
対応製品に不具合があり、回収騒ぎとなっていましたが3月後半からようやく不具合が修正された製品が店頭に並びました。
僕が自宅で使用しているデスクトップPCが経年劣化に伴い、動きがとても遅くなっていたこともあり新しく自作しました。自作といってもパーツを買い集めて組み立てるだけです。
作るならこだわりをもったパーツをということでパーツ選びにはまる一日費やしました。本業の勉強にもなるから一石二鳥です。
完成までの課程です。
一番、選択に時間がかかったのがケースでした。
結局は高さの関係で選択肢はそんなに多くなかったのですが。
手に持っているのはCPUを冷やす冷却ファンです。標準のファンはこれの半分くらいのサイズですがなんとなく全体的を冷やせるということで。
乗っかった図です。ここに載っているのはマザーボード、メモリ、CPU、CPUファンというパーツです。CPUファンは要塞のようです。
ケース内に組み込み完了後の図。ファンが大きすぎて隙間に指が入りづらくて各種配線に苦労しました。
この画像内には上の画像のパーツの他にDVDマルチ,Blueray-ROMドライブ、ハードディスク、電源、なぜか余っていた地デジボード、前面にカードスロットがあります。
このケースの特徴でもある裏配線。通常は上の画像の表面にすべて配線をします。
裏にまわすことで表がわりとすっきりし、冷却性もよくなります。
それと前面、片方の側面がメッシュになってるため放熱性がよいです。但し、ファンの音が通常より大きくなります。
完成。BIOS画面。キーボードだけでなくマウスで操作も可能なEFIといわれるBIOSです。
今回の目的は、性能がよくて3画面出力ができ、夏場でもよく冷却できるようなパソコンでした。
ここからはマニアックな話になります。
3画面出力をしたいためにディスプレイポート内蔵のマザーボードにしたのですが組んでみてわかったのは3画面出力(トリプルモニター)するにはマザーボードだけの画面出力では2画面(デュアルディスプレイ)までだった。ということです。
画面の出力には現在、ディスプレイポート、HDMI、DVI、アナログRGBの4種類あります。選んだボードには4つとも付いていたので可能かと思い込んでいました。
(ディスプレイポートがあればHDMIとDVIで可能と思っていた)
以前使っていたNvidia社製のグラフィックボードがあったので増設。
これで3画面出力できました。
モニター1つは縦で使用しています。最初、縦置きディスプレイはNvidiaのグラボからとっていたのですがなぜか画面の回転ができなかったのでオンボードにつなぎ替えました。オンボードはIntel HDグラフィックでこっちですと画面を回転できました。
縦画面ですとYahooのトップページがスクロールしなくても全部表示可能です。
-----ちょこっと宣伝-----
パソポートで販売するデスクトップPCは自作PCにしております。
以前はメーカー製もやっておりましたが同じ予算で理論的に高寿命なパーツを使ったPCをお客様に提供できることがわかったためです。
それと故障した際に交換用の部品がすぐに手に入るので遅くても2日程度で出張で修理が可能というメリットもあります。メーカー製品ではお預かり→2,3週間程度かかります
自作なので最近主流な画面と本体一体型はなくケースと画面が別々ということです。
経験上、一体型は熱がこもりやすいためか4,5年目くらいでコンデンサ(マザーボードにのっている電子部品)が破裂して故障する確率が高い気がします。